「アロマに興味はあるけれど、どれを選んでいいかわからない…」
そんな声をよく耳にします。香り選びには、じつはちょっとしたコツがあるんです。本記事では、迷わず自分に合った香りを見つけるための“3つの視点”をご紹介。リラックスしたいとき、集中したいとき、気分を切り替えたいとき──目的や時間帯に合った香り選びのヒントを、わかりやすくお届けします。
香り選びの基本:3つのポイント
香りは私たちの脳にダイレクトに届き、気分や意識の切り替えをサポートしてくれる存在です。とはいえ、「なんとなく良さそう」で選ぶと、生活にうまくなじまなかったり、途中で飽きてしまうことも。
そんなときに役立つのが、以下の3つの視点です。
①「目的」で選ぶ
香りにはそれぞれ異なる印象があります。たとえば、
- リラックスしたいとき:ラベンダーやサンダルウッドなどの落ち着いた香り
- 集中したいとき:ローズマリーやペパーミントなどのクリアな香り
- 気分を切り替えたいとき:レモンやベルガモットなどの爽やかな香り
自分が「どんな状態になりたいか」を明確にすることで、香りを選びやすくなります。
②「時間」で選ぶ
香りは時間帯によっても使い分けると、より心地よくなじみます。
- 朝:目覚めをサポートする柑橘系(レモン、グレープフルーツ)
- 昼:気持ちをクリアにするハーブ系(ペパーミント、ユーカリ)
- 夜:落ち着きを与えるフローラル系(ラベンダー、ゼラニウム)
忙しい日々の中でも、香りが時間の区切りをつくり、気持ちにメリハリを生んでくれます。
③「直感」で選ぶ
意外と大事なのが「好き」という感覚。どれほど機能性が高くても、苦手な香りではリラックスできません。
「なぜかわからないけど心地いい」「なんとなく落ち着く」と感じる香りは、今のあなたに必要なものかもしれません。香り選びに正解はありません。直感も、立派な選び方のひとつです。
日常に香りを取り入れるイメージ
お気に入りの香りが決まったら、ライフスタイルに合わせて手軽に取り入れてみましょう。
- 朝の洗面所に置いて一日のスイッチを
- 仕事中はデスクで集中タイムを演出
- 就寝前はピローミストやディフューザーでリラックス空間に
香りは“特別なこと”ではなく、生活のリズムにそっと寄り添ってくれるもの。無理なく、自然に続けられる使い方を探してみてください。
注意点とアドバイス
香りの感じ方には個人差があります。初めての香りは少量から試し、苦手に感じたら無理に続けず、心地よいと感じるものを選びましょう。精油は高濃度の植物成分のため、使用法や保管にも注意が必要です。
まとめ
香り選びに迷ったときは、「目的」「時間」「直感」という3つの視点がヒントに。自分にとって心地よい香りを見つけることで、日常が少しずつ変わっていきます。
世の中には素敵な香りがたくさんあって、どうしても決めきれない時もありますよね。
わたしが香りを選ぶ時に大切にしているのは、その香りを使っている自分を想像して「わたし美しいな」と感じられるかどうかです。
日々暮らす中で「美しさ」という感覚をすごく大切にしています。美しさも人それぞれですが、それすらも自分の中で定義することで暮らしの豊さが増えていくなと感じてます。
香りとともに、日常の中で豊かな時間が少しでも増えますように。
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